めくるめくFUZZの世界へようこそstudio sound nineスタッフのヨシカワです！　

このブログではファズばかり紹介していますがまだまだやります。本日はその魅力についてお話ししますね!

FEED MEの紹介ブログでも少し触れましたが私が好きなエフェクターは基本的にファズです。

Feed Me/effector

そもそもファズとは1960年代にオーバードライブ、ディストーションよりも前に生まれたエフェクターです。

当時のギタリストは大音量を求めていく中で歪みサウンドを発見し、アンプによって歪みサウンドを得ていました。しかし更にそれ以上の歪みを求めていく中でFuzz Face というのちのファズ・エフェクターにつながる製品が発表されました。ジミヘンが使ってますね!

こういったバックボーンもあり比較的に原始的な構造をしているものも多くあります。(勿論現在の製品はそうでないものもありますが)

それゆえか歪みエフェクターの中でも使いにくいものが多く、今でこそアニメソングなどにも使われていますが一時はおおよそ使えない、古臭いと揶揄されていました。

ですがそんなに簡単に片付けてしまえるようなエフェクターではないのです！

そんなファズをあえてカテゴライズすると大きく

• ファズフェイス　　　※1
• ビッグマフ　　　　　※2
• トーンベンダー　　　※3
• ファズファクトリー　※4

に分けられるかと個人的には思っています！

※1ファズフェイスはボリュームやピッキングにより様々なサウンドを出すことができます。上記の通りジミヘンの使用などで知られます。

※2ビッグマフはシェア率も高く種類も豊富です。壁と例えられるような轟音サウンドを出すことができ私も大好きなエフェクターです。

※3トーンベンダーはブチブチとした千切れたようなサステインが特徴で上２つほど有名ではありませんが非常に魅力のあるエフェクターです。

※4ファズファクトリー上３つに比べて後発でかなり飛び道具色の強いエフェクターです。これでノイズ発信されている方も多いですね!

こういったカテゴライズやゲルマニウムトランジスタ、シリコントランジスタという半導体素子によってファズのサウンドは細分化されていきます。

ファズには様々な製品がありますがどれをとっても何かしらの尖った特性があり、その上で基本的には攻撃的で刺激の強いサウンドを持っています。

ファズとは！！音が大きい筐体も大きい(場合もある)使いずらい！！それ以外にもそれぞれに魅力あふれる変なエフェクターなのです！

読んでいただいた方にもこの面白さやデカさを伝えられていたら嬉しいです！

是非ファズを持って当スタジオで爆音轟音泥音をかき鳴らしに来てください！いつでもお待ちしているふぁず…

P.S. 近年ではPLASMA PEDALというファズも発売されていますがなんとこちらキセノン・ガスを充填したプラズマ管に3400Vの電圧を放出しスパークさせることで歪みを生み出します！

ファズ最高！！！！！？？？？？

ちなみにこのブログでFUZZという言葉は20回使用されています。

ﾌｧｽﾞ

21！！！！！！

愛知県一宮市の音楽スタジオ、ギターショップSOUND NINE